「資産以上に売買できる」
この言葉に、正直テンションが上がりました。
限られた元手でも、レバレッジをかければ大きく取れる。
うまくやれば、資産形成は一気に加速する。
育児と仕事に追われながらも、
「ここで跳ねさせられるかもしれない」と本気で思っていました。
でも、1年やって出した結論はシンプルです。
信用取引は、育児中の自分には無理でした。
信用取引に手を出した理由
理由は明確です。
・レバレッジの魅力
・チャンスを広げられると思った
・慎重かつ大胆にやれる気がした
特に「効率」の言葉に弱かった。
現物で年間10%を狙うより、
信用で数回当てれば一気に到達できる。
信用取引をしていたときの資産は約100万円、当時株の長期保有と言うことはしておらず、信用でデイトレ、現金でスイングトレードを行なっていました。
“うまくやればいける”
そう思っていました。
実際の取引スタイル
基本はスイング中心。
・チャートを見てエントリー
・自分なりの損切りライン設定
・資金管理ルールも一応作った
例えば、株の損失が4%超えたら損切り、信用取引は1日で取引する銘柄は1銘柄のみ。
冷静にやれているつもりでした。
でも、問題は「相場」ではなく、「生活」との相性でした。
数字で見る1年間の結果
1年間の結果はこうです。
・利益:160万円
・損失:190万円
・トータル:▲30万円
数字だけ見ると「惜しい」。
勝てなくはない。
でも、増えていない。
ここで気づくべきでした。
レバレッジをかけて、
精神を削って、結果がマイナス。
割に合わない。
なぜ増えなかったのか
原因は明確です。
① 勝率と損切り
勝率は【47%】。
でも、
負けるときが大きい。
損切りが遅れる。
「戻るかもしれない」
この感情が入る。
② なぜか逆にいく感覚
エントリーすると下がる。
損切りすると上がる。
あの感覚。
でも後から振り返れば、エントリー根拠が薄い場面もあった。
問題は手法より“判断環境”。
育児との致命的な相性の悪さ
ここが一番大きい。
・子どもがぐずる
・オムツ替え
・急な発熱
・寝かしつけ
その瞬間、チャートから目を離す。
その数分で、
・利確チャンスを逃す
・損切りが遅れる
・含み損が膨らむ
子供をお昼寝させてから取引を始めようと株を買い、チャートを見ていると
子供がすぐに起きてしまい、また寝かしつける。
その間に株価が下がり損切りをすることもありました。
もちろん逆もありました。
忙しくて放置していたら、結果的に助かった場面もある。
でも、それは“再現性”がない。
育児はコントロールできない。
相場もコントロールできない。
コントロール不能 × コントロール不能。
これが致命的でした。
気づいたこと
信用取引は、集中力が前提。
でも育児中の生活は、集中が分断される。
期待値以前の問題でした。
・生活と相性が悪い
・精神的な消耗が激しい
・子どもと向き合っているのに相場が気になる
これが一番嫌でした。
家族といるのに、頭はポジションのことを考えている。
これ、本末転倒だなと。
結局、やめた理由
やめた理由はシンプル。
・資産が増えない
・疲れる
・続ける意味が見えない
信用は「攻めの武器」。
でも今の自分に必要なのは「退場しない仕組み」でした。
だから私は、
・レバレッジをやめ
・高配当中心に戻し
・キャッシュフローを積み上げる道を選んだ
刺激は減りました。
でも、心は穏やかです。
まとめ|投資は“生活との相性”がすべて
信用取引が悪いわけではありません。
時間があり、集中でき、リスクを許容できる人には合う。
でも、育児中の自分には合わなかった。
投資は期待値だけじゃない。
生活との相性。
これを無視すると、続きません。
今は確信しています。
家族持ちの投資は、勝つことよりも、退場しないこと。
信用取引は、自分には向いていない投資スタイルでした。


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