奨学金の罠 パパとして、今考えていること〜

パパの金融教育
最近、奨学金の金利が2%を超えているという話を聞きました。

その瞬間、私は投資家ではなく、父親として考えました。

もし将来、わが子が大学に行きたいと言ったら。

そのとき、奨学金という選択肢をどう考えるだろうか。

私自身も奨学金を借りていました。

当時の金利は0.5%ほど。

正直、深く考えずに借り、社会人になってから毎月返済していました。

「みんな借りているし、仕方ないよな」

そんな感覚でした。

でも、今は違います。

金利2%超。

この数字は、父親として無視できません。

奨学金の金利は“未来の金利”で決まる

意外と知られていないことがあります。

奨学金(変動型)の金利は、借りるときではなく、返済が始まるときの金利で決まります。

つまり、子どもが18歳で借り始めても、

22歳で返済が始まるときの金利が適用される可能性があります。

今が2%なら、さらに上がっているかもしれません。

未来の金利は誰にも分かりません。

でも、返済するのは子どもです。

父親として、そのリスクを軽く見るわけにはいきません。

金利2%は「たった」ではない

「2%くらいなら」と思う気持ちも分かります。

ですが、金利は掛け算です。

たとえば300万円を金利2%で借りた場合。

年間6万円の利息です。

15年続けば約90万円。

これだけあれば、家族旅行に何回行けるでしょうか。

将来の子どもの結婚資金の一部にできるかもしれません。

金利は静かに、でも確実に家計を削ります。

私は、自分の返済を思い出しました。

給料日前の口座残高を見ながら、

「これ、いつ終わるんだろう」

そう思ったことを。

あの感覚を、わが子に味わわせたいか。

正直、答えはノーです。

「投資で増やせばいい」は親の理屈かもしれない

投資をしていると、こう考えがちです。

「利息2%なら、投資で4%の利回りを出せばいい」

理屈は正しいです。

ですが、それは大人の理屈です。

投資は不確実です。

奨学金の金利は確実です。

確実なマイナスを抱えながら、不確実なプラスを狙う。

これを子どもに背負わせることが、本当に正解か。

私は、少し立ち止まって考えるようになりました。

目指すべきは無利子の第1種奨学金

だからこそ、まず目指すべきは第1種奨学金(無利子)だと思っています。

金利がかからない。

これだけでリスクは大きく下がります。

ただし、第1種は学業成績で採用が決まります。

ここが重要です。

親の年収だけではどうにもなりません。

子どもの努力が必要です。

つまり、奨学金は家庭全体の問題です。

さらに、給付型の奨学金もあります。

これは第1種よりもさらにハードルが高く、大学で成績最優秀者や、

功績を残せる人がもらえるごく僅かな枠です。

条件次第では取得を目指してもいいかもしれませんね。

親子でお金の話をする勇気

私は最近、意識的に子どもとお金の話をするようにしています。

まだ小さいですが、

・お金は無限ではないこと

・借金には金利があること

・努力すると選択肢が増えること

少しずつ伝えていきます。

将来、「第1種を目指そう」

そう言える環境を作るのは、今の積み重ねだと思っています。

奨学金の話は、単なる進学資金の話ではありません。

金融教育そのものです。

パパとしてできること

もちろん、理想だけでは済みません。

学費を全額用意できるのが一番です。

だから私は、

・投資で資産を増やす

・収入を上げる努力をする

・教育費を計画的に積み立てる

この3つを意識しています。

奨学金は“最後の手段”にしたい。

それが今の正直な気持ちです。

もし借りるなら、

・必要最小限にする

・金利を理解する

・繰上返済を前提にする

ここまで考えたいと思っています。

まとめ|奨学金は「制度」ではなく「責任」

奨学金は素晴らしい制度です。

それがあるから、進学できる子どもがいます。

でも、金利2%を超える時代では、

「とりあえず借りる」は危険です。

父親として思うのは、借りる前に、家族で話し合うこと。

目指せるなら第1種を目指すこと。

金利の重さを理解すること。

そして何より、

子どもに借金のスタートラインを背負わせない努力をすること。

投資も資産形成も大事です。

でもそれ以上に、子どもの未来を軽くしてあげること。

それが、パパとして今できる最大の投資なのかもしれません。

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