保有株7銘柄が増配して年間配当が8000円増えた話|インデックスに移行しても売らない理由

資産形成/投資戦術
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保有している株の増配発表が、立て続けに届きました。

数えてみると7銘柄。年間の配当にすると、合計で約8000円のプラスです。

金額だけ見れば「たった8000円」かもしれません。でも私は、これがかなり嬉しかったのです。

買い増しもしていないし、何も操作していない。ただ持っていただけで、来年から受け取れる額が増えました。

この記事では、増配とは何か、そして新規資金の主軸をインデックスに移した私が、それでも高配当株を売らずに持ち続けている理由を書きます。

こんな人に読んでほしい

  • 高配当株を始めたばかりで、成果を実感しにくい方
  • 増配がどんな恩恵をもたらすのか知りたい方
  • インデックスに移行しつつ、既存の個別株をどうするか迷っている方
  • 長期保有を続けるモチベーションが欲しい方

この記事でわかること

  • 増配の仕組みと、何もしなくても収入が増える理由
  • 今回増配した7銘柄
  • インデックスに移行した私が、高配当株を売らない理由
  • 増配を積み重ねると、長期で何が起きるか

増配とは|株を増やさなくても、配当が増える仕組み

増配とは、企業が1株あたりの配当金を前年より増やすことです。

株数を増やさなくても、企業が「今年は配当を増やします」と発表するだけで、受け取れる配当金が自動的に増えます。

たとえば1株あたり年50円の配当が60円になれば、100株持っていると年間1000円のプラスです。自分は何もしていません。企業が稼いで、その利益を株主に還元してくれただけです。

これが高配当株を持つ面白さのひとつだと思っています。株価が上下しても、配当が少しずつ増えていく。持ち続けること自体が報われる感覚があります。

今回増配した7銘柄

今回、保有銘柄のうち7つが増配を発表しました。

  • NTT
  • ソフトバンク
  • トヨタ自動車
  • 商船三井
  • 三井住友フィナンシャルグループ
  • KDDI
  • 伊藤忠商事

正直に書いておくと、銘柄ごとの増配額は記録していません。合計で年8000円ほど増えた、という把握のしかたです。ここは細かく管理しているわけではないので、あくまで体感に近い数字として読んでください。

通信、自動車、海運、金融、商社。業種が分散しているのが、我が家のポートフォリオの特徴です。ただしこれは意図して分散したというより、利回りの高い銘柄を選んだ結果そうなった、という面が大きいです。

ただし、商船三井については素直に喜べません

ひとつ正直に書いておきたいことがあります。

この7銘柄の中に商船三井が入っていますが、私はこの銘柄で何度も振り回されてきました。

海運は景気敏感株の代表格です。業績が良いときは配当を大きく出しますが、悪くなれば減配します。実際、増配で喜んだ次の年に減配、ということを経験しています。「来年はどうなるんだろう」という不安が、常に頭の片隅にありました。

つまり今回の8000円は、来年も同じ額が入る保証ではありません。増配は嬉しいけれど、そのまま将来の収入として計算に入れるのは危ういと考えています。

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インデックスに移行した私が、高配当株を売らない理由

このブログを読んでくださっている方はご存じかもしれませんが、私は新規資金の主軸をインデックスに移しました。

自分のポートフォリオを並べたとき、インデックスのほうが増え方で勝っていたからです。だからこれから買うのは、基本的にオルカンです。

それでも、すでに持っている高配当株は売っていません。理由は主に2つあります。

売らない理由中身
増配の恩恵を受けられる今回のように、持っているだけで受取額が増える。買った当時の価格に対する実質利回りが上がっていく
売ると税金がかかる含み益に対して約28万円の税金が発生します。それを払ってまで乗り換える理由が見つからない

つまり私の方針転換は、「高配当株の全否定」ではありません。これから積み上げる新しい資金の主軸をインデックスに置く、という話です。

そして今回の増配は、その判断が悪くなかったことを示す小さな証拠でもありました。売っていたら、この8000円は手に入りませんでした。

配当は今、年間いくら入ってくるのか

我が家の高配当株は、日本株が720万円分です。ここから入ってくる配当は、税引後で年23.8万円(月約2万円)。

今回の増配8000円は、この23.8万円に対して3〜4%ほどの上乗せになります。

年間配当月換算生活への影響
年23.8万円(現在地)月約2万円通信費と水道光熱費が賄える程度
年50万円月約4万円食費の一部を賄える
年100万円月約8万円「会社に依存しすぎない」感覚が生まれる
年230万円月約19万円住宅ローンを配当だけで払える=サイドFIRE成立

こうして並べると、年8000円の増配が全体に占める割合は小さいと分かります。配当だけでサイドFIREに届かせるのは、現実的ではありません。

実際、我が家の試算でも到達年を動かすのは配当ではなく入金力でした。だから新規資金はインデックスへ、というのが今の結論です。

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増配を積み重ねると、長期で何が起きるか

今回は年8000円でしたが、これが毎年積み重なると話が変わってきます。

仮に平均2〜3%の増配が続いたとすると、10年後には配当が今より2〜3割増えている計算になります。買い増しをしなくても、です。

さらに配当を再投資すれば、そこに複利が乗ります。

長く連続増配を続けている企業を早い時期に買った人は、当時の利回りよりずっと高い実質利回りを受け取っていることになります。これが長期保有の威力です。

ただし、ここでも正直に書いておきます。増配は保証されたものではありません。業績が悪化すれば減配も無配もあります。商船三井で私が経験した通りです。

だから私は、この8000円を「収入が増えた」というより「持ち続けた結果、たまたま届いたボーナス」くらいに捉えるようにしています。

それでも、この8000円が嬉しかった理由

最後に、数字ではない話を書かせてください。

金額としては年8000円です。月に直せば700円弱。外食1回分にもなりません。

それでも嬉しかったのは、自分は何もしていないのに増えたからでした。

資産形成をしていると、しんどい数字ばかりが目に入ります。サイドFIREまで31年、教育費2229万円、住宅ローン6737万円。計算するたびに、道のりの遠さを突きつけられます。

そんな中で、持っているだけで届く8000円というのは、地味だけれど確かな手応えでした。

投資を続けるうえで一番難しいのは、続けることそのものです。だからこういう小さな出来事が、意外と大事なのだと思っています。

よくある質問

Q. 増配は毎年続くものですか?

A. 保証はありません。業績が悪化すれば減配や無配になる可能性もあります。私自身、海運株で増配の翌年に減配を経験しています。連続増配の実績がある銘柄は継続しやすい傾向があると言われますが、複数銘柄に分散してリスクを抑えるのが基本だと考えています。

Q. 増配しやすい銘柄を選ぶコツは?

A. 過去の配当履歴を確認するのが一番だと思います。連続増配年数、配当性向、キャッシュフローの安定性あたりが目安です。ただし利回りの高さだけで選ぶと、景気敏感株に偏りやすいという失敗を私はしました。そこは気をつけてください。

Q. インデックスに移行したのに、高配当株を持ち続けるのは矛盾しませんか?

A. 役割が違うと考えています。新規資金はインデックスで増やす。既存の高配当株は、増配の恩恵を受けながら持ち続ける。また売却すると約28万円の税金が発生するので、それを払ってまで乗り換える理由が見つからない、という現実的な事情もあります。

Q. 配当は再投資しますか?

A. 基本は再投資に回しています。ただし最近は、配当を「使うための枠」として別に貯める方法も考えています。貯めることに慣れすぎると、使うほうが下手になると気づいたからです。

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まとめ:持ち続けたことへの、小さなご褒美

保有株のうち7銘柄が増配し、年間の配当が約8000円増えました。

買い増しもせず、何も操作していません。ただ持っていただけです。増配とは、持ち続けたことに対して企業が返してくれるものなのだと思います。

私は新規資金の主軸をインデックスに移しましたが、既存の高配当株は売っていません。今回の8000円は、その判断が悪くなかったことを示す小さな証拠でした。

もちろん、増配は保証されたものではありません。商船三井で経験したように、翌年に減配ということもあります。だからこの8000円を、将来の収入として計算に入れるつもりはありません。

それでも、しんどい数字ばかり見ている中で届いた「何もしていないのに増えた」という手応えは、続けるための燃料になりました。

この記事のチェックリスト

  • □ 保有銘柄の増配・減配の発表を確認している
  • □ 年間の配当額(税引後)を把握している
  • □ 配当が生活費の何割を賄えるか計算した
  • □ 銘柄が特定の業種に偏っていないか確認した
  • □ 売却した場合の税額を把握している
  • □ 配当を再投資するか使うか、方針を決めている

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※本記事は個人の保有状況と体験を記録したものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。増配・減配は企業の業績によって変動します。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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