「新築で入れた食洗機を、1年も経たずに買い替えました」
こう言うと「もったいない」と思われるかもしれません。実際、決して安い買い物ではありませんでした。それでも私は、家を建てたときに入れたパナソニックのビルトイン食洗機を手放し、ミーレに入れ替えました。
理由はただ一つ、容量です。
導入当時、ちょうど2人目が生まれたばかりの4人家族。子育て中の我が家にとって、食洗機は「あれば便利」ではなく「ないと回らない」家電でした。だからこそ容量の不足は致命的で、結局お金をかけてでも買い替える判断をしました。
この記事では、その実体験をもとに「これから食洗機を選ぶ人が、同じ後悔をしないために知っておきたいこと」を正直にお伝えします。
こんな人に読んでほしい
- これから新築・リフォームで食洗機を選ぶ子育て世帯
- ビルトイン食洗機の容量で迷っている人
- パナソニックとミーレで比較検討している人
- 「時短家電にお金をかける価値があるのか」を知りたい人
この記事でわかること
- なぜ新築で選んだパナソニックを1年で手放したのか
- 国産食洗機と海外製(ミーレ)の容量・使い勝手の違い
- 買い替えにかかった費用(工事込み約40万円)のリアル
- 食洗機で1日約20分の時間を取り戻した話
新築でパナソニックのビルトイン食洗機を選んだ理由
家を建てるとき、キッチンの設備を決める中で食洗機も選びました。当時はちょうど2人目が生まれたばかりで、4人家族になったタイミングでした。
正直に言うと、当時は「食洗機の容量」について深く考えていませんでした。新築の設備を決める流れの中で、国産の標準的なビルトイン食洗機をそのまま選んだ、というのが実際のところです。「食洗機があれば洗い物はラクになる」と漠然と思っていて、まさか1年で買い替えることになるとは想像もしていませんでした。
パナソニックの食洗機で後悔した3つの理由|容量不足・ぬめり・取り出しにくさ
使い始めてすぐ、いくつもの不満が出てきました。中でも一番こたえたのが容量です。4人分の食器を入れても入りきらず、毎回1/3くらいは手洗いに回していました。「食洗機を入れたのに、結局シンクに洗い物が残る」——これは想像以上にストレスでした。
不満は容量だけではありません。実際に毎日使って気づいた、こまかいけれど地味につらいポイントがありました。
| 不満点 | 具体的な状況 |
|---|---|
| 容量が足りない | 4人分の食器が1回で入りきらず、毎回1/3は手洗いに |
| ゴミ受けのぬめり | 毎日洗わないとすぐぬめる。赤い水垢のような汚れもつく |
| 引き戸式で出し入れしづらい | 食器の出し入れがしにくく、地味に手間と時間がかかる |
子育て中は、ただでさえ時間が足りません。時短のために入れたはずの食洗機で、手洗いも残るし、ゴミ受けの掃除も増える。「これなら全部手洗いと変わらないのでは」とさえ思うようになりました。
ミーレに買い替えを決めた理由
調べていく中で行き着いたのが、海外製のミーレでした。最大の魅力は、やはり容量の大きさです。食器をためて一気に洗えるので、「1日に何度も回す」「入りきらず手洗いする」という悩みから解放されると考えました。
ミーレ食洗機 (Rakuten):
【お取り寄せ商品】 2024年12月中旬発売モデル Miele 60cm食洗機 【G 7130 C SCU 】 ドア材標準装備モデル 正規品 海外家電 ヨーロッパ家電 キッチン家電 配送のみ商品 ビルトイン ビルトイン食洗機
決め手になったのは、ちょうどキャンペーンで数万円の値引きに加えて、食洗機用の洗剤とリンスがもらえたことです。そして何より、2人の子育ての大変さを毎日目の当たりにして、「少しでも時短したい、洗い物に使う時間を子どもや自分のために取り戻したい」という気持ちが強くなっていました。
キャンペーンでもらった洗剤とリンス:
1年で買い替えるのは大きな決断でしたが、毎日のことだからこそ、ここは妥協しないと決めました。

我が家のミーレは45cmです|本当は60cmを入れたかった
先に書いておきます。我が家のミーレは45cm、型番はG5644 SCU SL Jです。
本当は60cmを入れたかった。入れられませんでした。キッチンの構造上、60cmが物理的に収まらなかったからです。
パナソニックの深型45cmで容量に懲りていたので、買い替えるなら60cmだと決めていました。それでも45cmになりました。——選んだのではなく、そうするしかなかったというのが正直なところです。
| 機種 | ミーレ G5644 SCU SL J(45cm) |
| 買い替え前 | パナソニック ビルトイン深型45cm |
| 費用 | 工事込み約40万円 |
| 電源工事 | 行っていません(見積書には「BW200/50」の記載) |
同じ45cmでも、ミーレのほうが深いぶん入る量は増えました。ただ、その深さには代償がありました。
食洗機の下の引き出しを、1段潰しました
ミーレはパナソニックよりさらに深いため、食洗機の下にあった引き出しを1段潰すことになりました。
入っていたのはタッパーと保存容器です。幸い他の引き出しが余っていたので、移すだけで済みました。今のところ困っていません。
ただ、収納に余裕がない家だと、ここは効いてくると思います。45cmだから省スペースというわけではありません。横幅ではなく、深さのぶん下を持っていかれます。
それでも、入らない日はあります
入らないのは、この3つが重なった日です。
- 料理をして、鍋を洗いたい
- 炊飯器の釜も洗いたい
- そこに、普段どおりの食器がある
この日は45cmだとかなり厳しいです。どれかを翌日に回すか、手洗いするかになります。
ここで正直に書いておきます。鍋と炊飯器の釜は、本来ミーレが対応している物ではありません。我が家は気にせず入れていますが、これはメーカーが想定していない使い方です。真似を勧めるものではありませんし、故障しても自己責任になります。
カタログの「何点入るか」は、あてにしませんでした
食洗機のカタログには、何点の食器が入るかが書かれています。
ただ、あれはきれいに並ぶ形の食器を前提にした数字です。我が家の食器は、そんなに都合よく揃っていません。公称の点数を見ても、自分の家で1回分が入るかどうかは分かりませんでした。
今は後悔していません。ただし数年後は分かりません
結論を書きます。45cmにしたことを、今は後悔していません。
理由は単純で、いまの家族構成と食器の量なら回っているからです。
ただ、子どもが大きくなって食器が増えたら、そのときは後悔するかもしれません。そこまでは保証できません。
これから45cmを検討している4人家族へ
条件付きでアリ、というのが私の答えです。
| こういう人 | 45cmでどうか |
|---|---|
| 食洗機対応の食器だけを入れる | 余裕だと思います |
| 鍋や炊飯器の釜もまとめて洗いたい | 入らない日があることを承知なら、アリ |
つまり45cmで足りるかどうかは、家族の人数よりも何を食洗機に入れるつもりかで決まると思っています。
ビルトイン食洗機の入れ替え費用は工事込み約40万円だった
正直に書きますが、買い替えには相応の費用がかかりました。我が家の場合は工事費込みで約40万円。新築で入れたばかりの食洗機を手放すわけですから、決して軽い出費ではありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ミーレ本体+設置工事 | 工事込みで約40万円 |
| キャンペーン特典 | 数万円の値引き+専用洗剤・リンス |
| 保証 | 1年保証付き |
ありがたかったのは1年保証が付いていたことです。実は導入後まもなく一度故障したのですが、保証で無料で直してもらえました。高価な海外製家電は「壊れたときが怖い」と思われがちですが、保証があると安心感がまったく違います。
「1年で買い替え」は確かに痛い出費でしたが、毎日使うものに対する授業料だと考えれば、納得して前に進めました。
ミーレに変えて何が変わったか|容量と使い勝手の違い
買い替えて一番変わったのは、手洗いがほぼなくなったことです。今、手洗いするのは水筒など食洗機に対応していないものだけで、2日に1回ほどです。以前は毎回1/3を手洗いしていたことを考えると、劇的な変化です。
ざっくり計算でも、1日あたり約20分の家事時間が短縮できています。1日20分は、1年に換算すると約120時間。これだけの時間を、洗い物ではなく子どもとの時間や、寝かしつけ後の自分の時間に回せるようになりました。
我が家のブログテーマでもある「浮いた時間と心の余裕」を、食洗機はお金で買えてしまう数少ない家電だと感じています。
ただ、我が家は取り付け可能な食洗機の幅が制限されており、60㎝幅までしか取り付けができない状態でした。食洗機に対応していない食器を突っ込んだりしている我が家では、60㎝でたまに溢れそうになっています。ミーレには80㎝幅の食洗機も存在しており、更に大容量で洗うことができます。今後子供が成長し、洗い物が増えると手洗いが増える可能性があり少し怯えています笑。
1年使ってみると、足りない日より「食器が少なすぎる日」のほうが困りました
容量不足で買い替えたのに、1年経った今、1日に2回まわすことはありません。
溢れそうになる日がある一方で、食器が少なすぎて回せない日もあります。少ないまま回すと水と洗剤がもったいないので、翌日まで待つことになります。容量で悩んでいたときには、想像もしなかった悩みです。
もうひとつ変わったのが、調理器具です。パナソニック時代はフライパンなどの調理器具を手洗いしていました。ミーレになってからは、まとめて入れてしまっています。
ただし正直に書くと、メーカーが食洗機対応としていないものも入れています。傷んでも自己責任なので、これは真似をおすすめしません。
ミーレのデメリット|正直に感じている4つのこと
良かった話ばかり書いても参考にならないので、正直に感じているデメリットも書きます。
| デメリット | 具体的な内容 |
|---|---|
| 初期費用が高い | 工事込みで約40万円。国産のビルトインより明らかに高額です |
| 洗浄時間が長い | じっくり洗うぶん、1回あたりの運転時間は国産より長くなります |
| 専用洗剤が必要 | 粉末やタブレットなど、対応する洗剤を用意する必要があります |
| 3ヶ月で1度故障した | 導入から3ヶ月で一度止まりました。保証期間内で無償でしたが、保証が切れたあとの修理代は未知数です |
「乾燥が弱い」と言われますが、我が家では不満がありません
ミーレのレビューを検索すると、ほぼ必ず「乾燥が弱い」「開けたらビショビショで驚いた」と書かれています。
我が家は、そこに不満がありません。理由は性能ではなく、使い方だと思っています。
我が家は寝る前に回して、朝起きてから食器を片付けます。一晩置いているので、開けるころには乾いています。つまり乾燥機能の強さではなく、乾くまで待てる時間があるかどうかの問題ではないかと考えています。
ただし、ひとつだけ不満があります。お椀のように底が窪んでいる食器は、朝でも窪みに水が溜まっています。これは一晩置いても解決しませんでした。
なので「夕食のあとすぐに片付けたい」という使い方をしたい方には、向かないかもしれません。そこは国産のほうが期待に近いと思います。
それでも我が家が買い替えてよかったと思っているのは、不満の原因が「容量」というどうにもならない部分にあったからです。使い方の工夫では解決できない問題でした。
逆に言えば、今の食洗機で容量が足りているなら、買い替える必要はありません。40万円を払う価値があるかどうかは、そこで決まると思います。
1年使いました。そして3ヶ月目に、一度止まっています
ミーレを入れたのは2025年8月です。この記事を書いている時点で、ちょうど1年が経ちました。
正直に書きます。導入から3ヶ月ほどで、一度故障しました。
保証期間内だったので、無償で修理してもらえました。費用は1円もかかっていません。
ただ、ここは自分でも引っかかっています。ミーレは20年使えると言われていて、私もそれを見て40万円を払う判断をしました。その機械が、3ヶ月で一度止まりました。
よく言われる「海外製は修理代が高い」という話については、私はまだ一度も払っていないので分かりません。保証が切れたあとにいくら請求されるのかは、正直こわいところです。ここは断言できません。
その後の1年は、問題なく動いています。
この経験から言えるのはひとつだけです。高い家電ほど、買う前に保証の範囲と期間を確認しておいたほうがいいということ。私はたまたま助かりましたが、3ヶ月後に数万円を請求されていた可能性もありました。
ミーレの電気代は?正直に言うと、把握していません
食洗機を検討していると、必ず電気代が気になると思います。ここは正直に書きます。
パナソニックからミーレに替えて、電気代が変わった実感はありません。そして正確に計測もしていません。
理由があります。我が家は電気代をほとんど気にしなくていい状態だからです。
- 新築時にソーラーパネルと蓄電池を導入し、オール電化にした
- その後電気自動車(EV)を購入した
- 会社からガソリン代相当の交通費が支給されるが、EVなのでガソリンを使わない
この組み合わせで、実質的な電気代の負担は月0〜5000円程度に収まっています。だから食洗機1台の消費電力を気にする動機が、そもそもありませんでした。
新築でソーラー+蓄電池+オール電化にした話|FIREを目指す2児パパの正直な収支と後悔
ですので、「ミーレの電気代はいくらか」という問いに、私は答えを持っていません。正確な数字が必要な方は、メーカーの公表値をご確認ください。
ただ、ひとつ言えることがあります。私が買っていたのは光熱費の差ではなく1日約20分の時間でした。月にすれば10時間です。電気代が多少上下しても、この時間のほうが我が家には価値がありました。
電気代を本気で下げたいなら、食洗機の機種選びより家の設備そのものを見直すほうが効きます。我が家の実感としては、そちらのインパクトが桁違いでした。
食洗機選びで後悔しないためのポイント3つ
食洗機選びで最も後悔しやすいのが「容量」です。私の失敗から伝えたいのは、次の3点です。
- 容量は「足りる」ではなく「余る」を選ぶ — 子育て中は食器の量が想像以上に増えます。4人家族なら国産の標準サイズでは足りないことも
- 毎日の手入れのしやすさも見る — ゴミ受けの掃除や食器の出し入れのしやすさは、毎日のことだから地味に効きます
- 毎日使う家電にこそお金をかける価値がある — 1日20分 × 365日の差は、想像以上に大きい
もちろん、ミーレが全員にとっての正解ではありません。設置スペースや予算の都合もありますし、家族の人数や食器の量によっては国産の大容量モデルで十分なケースもあります。大事なのは「自分の家庭の食器量に対して、容量が余るくらいを選ぶ」ことです。
我が家で使っている食洗機用の洗剤・リンスはこちら:
よくある質問
Q. ミーレの45cmと60cm、どちらを選ぶべきですか?
A. 入るなら60cmです。我が家は60cmにしたくて、キッチンの制約で入りませんでした。ただし食洗機対応の食器だけを洗うなら、45cmでも余裕だと思います。鍋や炊飯器の釜まで入れたい人は、入らない日があることを承知のうえで選んでください。
Q. 45cmでも設置スペースの心配はいりませんか?
A. 横幅は同じでも、深さが変わります。我が家はミーレのほうが深く、食洗機の下の引き出しを1段潰しました。中に入っていた物の移し先があるか、契約前に確認しておくことをおすすめします。
Q. 新築のときから大容量にしておけばよかったのでは?
A. まさにその通りで、これが一番の反省点です。新築時は設備選びにエネルギーを使い切ってしまい、食洗機の容量まで気が回りませんでした。これから家を建てる方は、「食洗機の容量」だけは必ず家族の食器量と照らして確認することをおすすめします。
Q. ミーレは国産と比べて使い勝手はどうですか?
A. 容量が大きく、食器をためて一気に洗えるのが一番の違いです。我が家では手洗いがほぼなくなりました。一方で本体価格は国産より高めなので、予算とのバランスは必要です。
Q. ビルトインの入れ替え工事は大変でしたか?
A. 我が家は工事込みで約40万円で対応してもらえました。新築のキッチンに後から入れ替える形でしたが、特に大きなトラブルもなく設置できました。
Q. 高い海外製食洗機は故障が不安です。
A. 我が家は導入から3ヶ月で一度故障しました。1年保証が付いていたので無償で修理してもらえ、その後の1年は問題なく動いています。ただし保証が切れたあとの修理代は、まだ払ったことがないので分かりません。高額な家電こそ、保証の範囲と期間を買う前に確認しておくことをおすすめします。
Q. ミーレは乾燥が弱いと聞きますが、実際どうですか?
A. 我が家は不満がありません。ただし寝る前に回して朝片付けるという使い方なので、一晩置けているからだと思っています。夕食後すぐに片付けたい方だと評価が変わるかもしれません。なお、お椀のように底が窪んでいる食器は、朝でも水が溜まっています。
Q. 食洗機にそこまでお金をかける価値はありますか?
A. 我が家の答えは「ある」です。1日20分の時短が毎日続くと考えれば、毎日リターンが出続ける投資のようなもの。浮いた時間を子どもや自分のために使えるなら、十分に元が取れると感じています。
まとめ:毎日使う家電にこそ投資する価値がある
新築で入れたパナソニックの食洗機を1年で手放したのは、確かに安い授業料ではありませんでした。でも、容量を妥協せずミーレに買い替えたことで、毎日の手洗いから解放され、1日約20分の時間と心の余裕を取り戻せました。
時短家電は「浪費」ではなく、毎日のリターンが続く投資だと考えています。食洗機で浮いた時間を子どもとの時間や副業・資産形成に回せるなら、それは十分に元が取れる買い物です。
これから食洗機を選ぶ方は、ぜひ「容量」だけは妥協しないでください。私の1年の遠回りが、誰かの後悔を防げたら嬉しいです。
この記事のチェックリスト
- □ 家族の食器量に対して容量が余るか確認した
- □ ゴミ受けの掃除や食器の出し入れのしやすさを確認した
- □ 本体価格だけでなく設置・工事費も含めて比較した
- □ 保証の内容(期間・無料修理の範囲)を確認した
- □ 毎日浮く時間を何に使うかイメージした
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【免責事項】 本記事は個人の実体験に基づく情報提供を目的としています。製品の仕様・価格・キャンペーン内容は時期や販売店によって異なります。購入の際はご自身で最新情報をご確認ください。


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